【レポート】2024 Wingfoil Racing World Cup China
2024ウイングフォイルレーシング
ワールドカップChina
2024年8月19-26日
中国 Pingtan島で開催
男子は80名のエントリークローズ、女子は33名のエントリー
なかでも中国選手の参加数はウイングフォイルの勢いを感じる
日本からは女子3名、男子1名の参加
初日、風速20ノット
最高速度33.0ノット(約60km/h)を記録する選手もいるくらい、強い風のなかマラソンレース!
113名の選手が一斉に高速ラビットスタート!!
沖合のマークを周回、アップウインド、ダウンウインド、リーチングレグを含む長距離コースで熱戦を繰り広げる
湾から出た外海のレースは風、うねり、波、密集する大勢の選手たち
普段経験することのない環境で、タフなレースとなる
2日目
風に恵まれたこの日は、ショートコースでのレース
午前中の風は強く、午後は弱くなる
ビーチ付近と沖合の風は異なり、ウイングサイズの選択は悩ましく明暗を分ける選手もでてくる
サイズチェンジするにしてもスタート時刻との判断を迫られる。しかし、それもレースの醍醐味
オープニングシリーズの予選は男子4グループ、女子2グループに分けて実施されている
3日目 レース海面へ向け選手たちは出艇するも風は定まらずノーレース
4日目、5日目 快晴で残念ながら風は吹き上がらずノーレース
オープニングシリーズの結果で今回の順位は決定される
本来は3日目以降、男女フリートがゴールドとシルバーに再編成されファイナルレースとなる
最終日の朝にメダルシリーズの出場権1枠「ゴールデンチケット」をかけ長距離レースは行われる
これはリーダーボードの上位にいる男女9人を除く全選手の参加できる
高速ラビットスタートからの長距離レースを行い、その勝者は「ゴールデンチケット」を手に入れる
全ての選手にとって最終日のメダル獲得レース出場可能性を残すよう配慮され、
全体を通してエキサイティングなゲームフォーマットとなっている
参加選手たちも不慣れな条件下でのタフなレースを経験して、成長につながっていると確信します
エキサイティングなレースをありがとう、おつかれさまです
今回のワールドカップはKBFJランキングの対象となります